幹部を育てる…幹部に任せる…

経営の趨勢は、幹部の育成にかかっている…。これは以前から、小職が提唱している主張です。中小企業の場合、社員数が10名を超えたあたりから、しっかりとした幹部を育てていく必要があります。

代表(社長)だけで、10人以上の社員をマネジメントしていくには、限界があります。

幹部を育てる?って…。外部講師に依頼して、研修でもするか…。安易に考えがちですが、これでは効果が薄い。まずは、経営者(社長)がしっかりと幹部の育成に向き合うことが重要です。

冒頭も書きましたが「経営参画」が有効。幹部に自ら考えさせ、自ら行動するような仕組みを導入するのです。

当然、覚悟が必要となります。「任せる」という行為は、必ずストレスが伴うもの。ただし、人間は「任せ」ないと成長しません。

ついつい口を出したくなりますが、ここは将来の事業の柱となる幹部を育てるという意識を強めて、任せてみましょう。

社長が口を出すとすれば「経営理念」に反する言動があったときです。それ以外は、しっかりと任せたほうがいい。

「下手に任せたら上手くいかないし、機会損失になる…」そう思ってるから、いつまで経っても理想の右腕左腕が育たないのです。

ここは企業繁栄の分水嶺です。信頼できる人財を幹部に育て、任せてみましょう。中長期的にみると、企業業績に大きく貢献すること間違いなしです。

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