金融機関の使命感に思う…

コロナ禍の収束が予想され始めた今日ですが、およそ2年にわたるコロナ情勢は、中小企業経営に多大な影響を及ぼしました。完全な外部環境としてのコロナ禍において、金融機関(特に地方銀行や信金、信用組合)はより企業に寄り添った財務的な支援が求められます。

ところが…です。このご時世においても、杓子定規な対応しかできない金融機関が何と多いことか…。

金融機関の本分は何でしょうか?特に法人営業においては、融資という支援を通じて、「企業や事業を育成支援する」ことではないでしょうか?

先日、僕のクライアントでの出来事。長年にわたり定期預金をしているにもかかわらず、融資を断られました。その時の対応といったら…。

何の提案も対案の提示もなく、「この財務状況では融資できかねる」の一点張りだったそうです。

対応も杓子定規の極み。さっさと手続きを済ませ、担当は無愛想に帰って行ったとか。

金融機関の実名をあげてもいいのですが、クライアントに迷惑がかかりますので、留めておきます。

僕のような中小企業診断士からすれば「なめるなよ!今に見ておれ!」という”怒り”が原動力となります。

はっきり言っておきますが、資金調達の方法は融資だけではありません。ましてや、本クライアントの事業は将来性豊かな夢のあるビジネスです。

利益が上がっても、今回邪険な対応しかしなかった金融機関とはお付き合いしないことを決定しました。

しかし…こんな対応では、金融機関業界自体の衰退も致し方ないですね…お気の毒…

投稿日: 2021年10月4日 | 5:12 am

ブランディング戦略でアフターコロナに備えるー3

「ブランディング戦略って、よく聞く(言う)けど、結局のところ何なの?」

この質問は、新しくご縁のあった経営者から実際に尋ねられた内容です。

う〜〜む。こういう質問を受ける度に、「僭越ながら僕のブログを読んでくだされば解りますが…」と言いたくなります…が、言わない方がお互いの幸福ですね。笑。

結局、中小企業企業経営にとってブランディング戦略といえば、「さすが◯◯と言ってもらえる、種々様々な取り組み」のことなのです。

この「さすが!」という評価を世の中から受けるようになれば、一定のブランディング戦略が成功していると観ます。

この取り組みは、全社あげての「長期的な、覚悟を持った、地道で辛抱強い」取り組みが必要です。

当然、お金で買えるようなシロモノではありません。絶対に!

ブランディングを、広告やキャッチコピーなどで実現できると思ったら大間違いです。そんなコンサルタントは、信用してはなりません。

さておき、アフターコロナに備えるために「さすが◯◯!」と言われる、取り組みをしていきましょう。

具体的には、

1 自社の現在の商品(サービス)における品質診断をする

2 診断の結果、求める品質と格差があれば(結構ありますよ)、品質向上戦略を立案・実行する

3 新商品・新サービスを開発し、セカンドブランドを立ち上げる(時と場合によります)

4 人財教育・育成に着手する(優秀なメンバーを育てる)

5 幹部・リーダーを育てる

主にこの5点です。

DXに取り組むのもひとつですが、中小企業経営は過度の効率化は不幸を招く場合がありますので、あくまでも慎重に…。

投稿日: 2021年10月1日 | 5:52 am

ブランディング戦略でアフターコロナに備えるー2

昨日、ブランディングが企業経営に様々な良い効果・成果をもたらす…と書きました。ブログを読んだ経営者から、「何となく分かるけど、具体的にどんな効果・成果なの?」と聞かれたので、お答えしたいと思います。

まず、ブランディングは「高価格で売り上げでき、高付加価値を実現することができる」戦略です。

収入の源は「売上」ですが、利益の源は「粗利益=付加価値」です。売上は膨張係数(膨らますことができる係数)ですから、大切なのはどちかかというと「粗利益=付加価値」ということになります。

価格主導権を握ることができるブランディング戦略に成功した場合、高付加価値(高粗利)経営を実現できるのです。平たくいうと、「儲かる」ということになります。

また、ブランディングは「ロゴなどを通じたインパクト・販促力」が備わるため、いい人財が集まりやすくなります。いい人財が集まると、企業の成長スピードが早まります。

人材の成長(人財化)が、企業の成長に直結しますから、ブランディングによって企業が自然成長していき易くなるのです。

まだまだありますが、具体的には僕のブログに散々書いていますので、ご一読ください。笑

どんなに小さな企業、どんな業種・業態においても「ブランディング戦略展開」は可能です。

ただし、中長期的な取り組みなので、じっくり時間とコストをかけて取り組むことや、経営者の覚悟が必要です。

極端に飽きっぽい経営者や社員・スタッフに任せられない経営者、投資をケチる経営者には不向きな戦略でしょうね。

投稿日: 2021年9月30日 | 5:58 am

ブランディング戦略でアフターコロナに備える

先日も書きましたが、アフターコロナが見えてきた今日この頃。中小企業企業経営も、新しい局面を迎えています。

コロナという、近年まれに見る経済的な逆風外部環境に見舞われた昨今ですが、今後ますます「企業間格差」が拡大することは明白です。

「企業間格差」であり「業種間格差」ではありません。

つまり、同じ業種の中において、格差がさらに拡大するということです。当然ですが、この逆風を乗り切らなければなりません。そして、勝ち組として、アフターコロナ時代を生き残っていかなければならないのです。

アフターコロナに、どう備えるか?これは、ブランディング戦略の立案と実行しかありません。

ブランディングの本質は「高品質、高価格、高付加価値」ですから、まずは自社の商品・サービスを検証し、間違いのない(※リピートをもらうことのできる)品質かどうかを見極めます。

ここで、目指すべき品質に届いていない場合は、即刻高品質実現を図るように手立てをするべきです。

新しい商品を開発するのもいいでしょう。新商品は、企業に活力をもたらしてくれます。

新しい商品群をつくり、セカンドブランドとしてプロデュースしていくこともオススメです。

中小企業経営の最大のタブーは、価格競争戦略です。価格競争を回避して、「選ばれる」企業になるためにも、是非ともブランディングを推進していきましょう。

ブランディング戦略は、様々な良い効果・成果を企業にもたらしてくれます。

投稿日: 2021年9月29日 | 5:23 am

怪しげな経営ツール推進(営業)に注意しましょう

最近のコンサルタントのブログやホームページを見ると、「稼ぎ方」とか「儲け方」とかそんなキーワードがなんと多いことか…。コンサルタントが稼ぎ方が分かれば、自分ですればいいのです。

以前から明言していますが、「稼ぎ方のテッパン方策」などこの世に存在しません。

「稼ぎ方のヒント」ならいくらでもありますが…。経営者の皆様、怪しげなコンサルタントの、怪しげな誘い文句に乗ってはいけませんよ。

言葉巧みな誘い文句に乗せられて、結局コストばかり高くなって全然使えない…などという経営ツールを時々(かなりの確率で)見ます。

特に注意して欲しいのは、リース契約というものです。リースは、途中解約が原則としてできません。リース会社が、依頼主に一括して、まず全額を支払います。依頼主は、毎月毎月リース会社に(基本的には月賦で)支払いをしていくシステムだからです。

もちろん、リースにもメリットはあります。

ただ、このガチガチの仕組みを利用して、高額(総額)な経営ツールの提案をする業者もいます。

I T関係の経営ツールに多いですね(たまたまかもしれませんが)。リースを検討する場合、冷静に判断できる相談者(顧問コンサルなど)を同席させた方がいい。毎月の支払い額(年間の支払額)や支払い期間、そして何よりサービスの中身です。

使えないシステムや、メンテナンス、不具合の場合の即対応など…総合的かつ冷静に検討して、導入決定してください。

信頼のおける協力会社ならまだしも、付き合い期間が短い会社が提案してくるITツールなどを検討する時は、他社と比較検討することをオススメします。

投稿日: 2021年9月28日 | 5:59 am

いい社風の会社には、いい人財が集う

先週の金曜日は、福岡市のクライアントでニューフェイス研修会(正確にはフォローアップ研修)を実施してきました。この会社は、僕のブログにも度々登場する、本当に素敵な会社です…が、あえて社名は避けます。笑

3ヶ月にわたるニューフェイス研修会(4月・5月・6月実施)を経て、9月にフォローアップ研修として実施したのです。現場に出て体験したこと、想い、振り返り…そして今後の成長プロセス計画をじっくりと考察してもらいました。

やっぱり「いい社風の会社には、いい人財が集う」ものですね。引き寄せの法則は、企業経営でも普遍です・

今回のメインプログラムは、長崎の店舗の店長によるゲストスピークでした。

入社したきっかけ、販売現場の出来事、お客様との感動的なやりとり…。

チーフに昇進したときのエピソード。挫けそうになったときの、仲間からの励まし…。

店長になり、低迷していた業績に苦しんだ日々。そして、回復した時の喜び…。

およそ60分間にわたって、たっぷりと語ってくれました。本当に感動的でした。

中小企業診断士として、プロコンとして、この会社の支援に携わって早6年。あらためてご縁のありがたさに感動し、経営理念を創出してブレない運営を主張して、組織づくりをお手伝いした思い出が、走馬灯のように駆け巡ました。

本当にご縁に感謝です。診断士として最高に感激した瞬間でした。

やはり、いい会社は人財を育みます。メンバーの成長が企業の成長!この価値観は、絶対に間違っていないことを確認できた1日でした。

投稿日: 2021年9月27日 | 5:41 am

企業を拡大していく最高の戦略とは?

中小企業経営者の中には、拡大志向の方が意外と多いことに気づきます。もちろん、拡大戦略を全く否定しませんし、そこに価値がある取り組みなら拡大路線も立派な経営方針です。

企業の成長には節目があります。節目というか、壁と言ってもいいでしょう。例えば、年商1億円の壁、社員数10人・30人…といった壁です。

いい会社と言われる企業の代表、伊那食品工業の塚越会長は「年輪経営」を主張され、無理なき成長を推奨されています。僕も、中小企業はしかるべきと考えています。が、拡大路線を思考される気持ちも分かります。

中小企業診断士として、経験上確実に言えることは、企業の柱となってくれる「幹部人財・リーダー」を育成していくこと…。これが拡大戦略の最強方策です。

優秀な幹部人財が在籍する会社は、自然と拡大していきます。つまり、人が集まってl来て”成長していく”のです。

ここで、勘違いを避けるためにあえて言いますが、「優秀な幹部が、いい技術をもっている幹部、稼げる幹部ではない!」ということ。

優秀な幹部人財とは、「すばらしいマネジメントができる幹部」のことです。

したがって、現在の幹部人財を一度再考課してみてください。間違った人財登用は悲劇を生みます。「人間味に溢れ、人から慕われ、ブレない信念と、真摯に仕事に打ち込む幹部人財」を育てていきましょう。

育てる責務は、経営者にあります。もちろんコンサルタントなどの力を借りるのもいいでしょう。

結果として、自社は拡大プロセスを経ていくはずです。

投稿日: 2021年9月22日 | 5:55 am

無限の打ち手を生かす条件

中小企業経営において、戦略というものは無限にあります。要は知恵を絞り、叡智を結集して難局を乗り切ることができるか?まさに今は、真価が問われているのです。

打ち手は無限ですが、優先順位があります。複数選択を同時並行して進めていくのは、人的資源に制限のある中小企業にとっては至難の技です。

そこで、優先順位を決めて実行していくことが大切なわけですが、ここで中小企業経営の基本中の基本「PDCA」を実直に回していく…ことこそ打ち手を生かす最大の条件と言えます。

PDCAを回していくためには、担当や時期、目的や手段を(5W2H)で具体的に決めることが大切。

よく散見されるのが、「言いっ放し」「計画倒れ」という現象です。中小企業経営において、PDCAを回して行かない社風があると、かなり致命的。なぜなら、限られた資源を一点集中して実行、突破していくことが常時求められるからです。

実は、このPDCA(マネジマントサイクル)。言うは易しで意外と難しい。だからこそ、専門家である我々経営コンサルタント(中小企業診断士)の出番なのです。

決めたれた戦略を着実に実行して、内容検証し、改善案を投下していく…。コンサルティング会社であっても、意外とできていない落とし穴です。

また、経営者の覚悟と実行力、ブレない精神力も試されます。

戦略実行の局面において、「ちゃぶ台返し」を多用し、チーム(組織)メンバーが白けることがないよう、しっかりと向き合いましょう。

投稿日: 2021年9月21日 | 5:20 am

仕入れて売る時代の終焉

アフターコロナ、ウィズコロナという言葉が、現実味を帯びてきた今日このごろ。中小企業経営においては、至難の時代の到来と言えるでしょう。

格差の拡大。これはますます進むでしょうし、同じ業界内で生き残る企業、淘汰される企業の明暗が別れていきます。コンサルタントの中には、今打つべき手を具体的に提案せず、打ち手のダメ出しばかるする輩を散見します。

このような混乱の時期にこそ、我々プロコンの出番ですし、クライアントの未来を一緒に創造するミッションにしっかりと向き合う時です。

今からでも遅くない。ウィズコロナ時代に向けた準備に、しっかりと取り組みましょう。

コロナ禍において、もっとも負の影響を受けている業種は、飲食店、来客型の中小小売業、宿泊業・式場などのサービス業。そして忘れてはならないのが、宿泊業や式場、飲食店などに商品を卸している商社です。

いま打つべき手の最大戦略ですが、具体的には…。新商品・新サービスの開発とブランディング(高品質化)、そしてマーケティングの準備です。

アフターコロナで、確実に起きることはオリジナル性の顕在化です。小売店においては、仕入れて売る時代は終焉が加速しました。

BP(プライベートブランド)商品の開発と品質の検証、そして情報発信などのマーケティング戦略の立案・準備が急がれます。今こそ、チャンスと捉えて打つべき手を着実に打ちましょう。

本物の時代…。本物の品質を提供する会社こそ、生き残りますし、人財を大切にする企業が躍進していきます。

 

投稿日: 2021年9月20日 | 5:46 am

クライアントや提携仲間と打ち合わせする時間

最近特にですが、県外からのお仕事のオファーが増えて、定期顧問支援先も14社ほどになりました。おそらく、これ以上のブッキングは、ご縁のあったクライアント様にご迷惑をかけることになるでしょう。あと1〜2社(月1回の訪問支援)でマックスです。

ほぼ1日のスケジュールが決まり、これが11月上旬まで埋まっている状態です(平日のみ)。

このような理由から、クライアント様や提携先と電話打ち合わせする時間すら、かなりタイトになっています。

最近は車中(Bluetooth)を利用して、打ち合わせするようになりました。これはかなり便利。月に2000キロも走っている僕にとって、車中の時間はかなり貴重ですし、文明の力のおかげで、何とかなっている実情です。

また、車中は携帯電話とつなぎ、動画チャンネルをフル活用しています。よく聴くのが、落語や講談です(神田伯山が好きです)。

何より、人を惹きつける話の内容や、進行・流れ。やはり参考になります。

中小企業診断士は、人に想いや構想を”伝えるスキル”が絶対に必須であり、大切です。しっかりと磨きあげましょう。

また、ラジオは主にAMをオススメします(最近ではAM放送もFM電波で聴ける局もあります)。

何よりも情報・トピックスが豊富。さすがに運転中はテレビは観れませんから。笑

車中には、メモ帳を設置しておきましょう。ふと思いついたアイデアや戦略が、じつはすごい思いつきだったという経験は、数えきれません。

投稿日: 2021年9月17日 | 5:41 am