縁というもの

今日は熊本主張。クライアントの社長と未来の新規事業について、徹底的に作戦会議しました。

会議後、恒例の食事会。

尊敬する社長から、

「経営者に最も必要なもの…それは”覚悟”だ。”覚悟”があれば、どんな事態も受け入れられる。乗り越えていける。その事態が、導いたものは、縁・運命なんだよ。」と言われました。

ポジティブシンキングとはよく言ったもので、優秀な経営者は、常にプラス思考です。言葉は簡単でも実行は困難…ですよね。

けれども今夜の食事会は、鋭い助言として心に突き刺さりました。

全ての事象を、縁・運命と受け止め、次の一手を考える…経営者・コンサルタントの端くれとしていつまでも心がけたいものです。

 

投稿日: 2017年1月13日 | 11:52 pm

品質の本質 〜クオリティの本質は企業価値だ〜

品質(Quality)は、ブランドを決める根幹だと書きました。

では、品質とは何でしょうか?中小企業の基本戦略は、高品質・高価格・高付加価値戦略です。間違っても他社より”安いモノ”を揃えようとしてはいけません。価格競争は、中小企業がもっとも避けるべき環境です。

そこで、高品質を担保しなければなりません。お客様の期待を裏切らない絶対的な品質を。

品質の本質は、製品そのものの良さだけではありません。中小企業の経営資源は”ヒト”です。ですので、品質を構成するファクター(要素)は、製品そのものの良さはさることながら、人財力(スタッフ・社員の人間的魅力)こそが品質の本質と言えます。

中小企業は、人財力を含めた総合的な品質(総合的企業努力)で、積極果敢に挑んでいく覚悟と継続的努力が必要です。

 

投稿日: 2017年1月12日 | 6:26 am

ブランドの根幹 〜企業ブランディング確立のためのヒント〜

経営コンサルタントしての研究活動指針を、企業ブランディングの追求だと小生は位置付けています。このテーマはとても奥深く、おそらく一生かけても答えにはたどり着けないでしょう。

ブランディングという言葉を本当に意識したのは、法政大学大学院時代に小川孔輔先生の授業を受けてからでした。先生は、経営学におけるブランド研究の第一人者で、とても有名な先生です。先生の「井戸を掘れ!」という言葉は今も心に突き刺さっています。

「研究しても(井戸を掘っても)答えに行き届く(水が出る)かは解らない。だけど井戸を掘らないと答えはずっと解らない」という意味です。

中小企業ブランド論を研究して9年あまり。行き着いた現在の結論は、「ブランドは品質が決める」ということです。間違いのない品質、圧倒的に支持される品質、お客様を裏切らない品質…こういう極上の品質が、ブランドの根幹です。

よく、「ブランディングは広告が決める」とか「営業がブランドをつくる」などという言葉を耳しますが、それは間違い。

品質が根底にないブランドは、もっとも大切な「リピーター」というお客様を取り逃がしてしまいます。

究極のブランディングは、「営業などしなくても、ファンを創れる」とうクオリティ(品質)なのです。

では、品質とは???

次回で書きます。

 

投稿日: 2017年1月11日 | 8:00 pm

中小企業の経営資源 〜最強の資源は”ヒト”〜

経営資源という言葉があります。一般的に経営資源といえば、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」…という認識があります。

中小企業の経営者の中にも、もっとも大切な経営資源を「カネ」と認識してるような方々も見られます(実際、カネがあれば何でもできるという経営者もおられました)。

断言します。中小企業にとっての唯一無二の経営資源は、「ヒト=人財」です。

理由は簡単。「カネ」も「モノ」も「情報」も、人財が創り出す産物にしかすぎないからです。

中には、カネ(=業績)を至上主義として経営されている社長や、コンサルタントもいます。しかし、人財が育たない、すぐ辞めるなどの症状が出ている企業に「いい会社」などありません。

企業に集う人財が、イキイキと愉しさにあふれて仕事に邁進する…そんな企業が将来性豊かな企業というのです。

 

今日も、佐賀市内の小さな企業で終日経営会議に参画しました。その会社は、まだ本当に小さな小さな会社ですが、若い経営者(30代前半)に率いられ、とてもいい空気感がただよう会社です。

経営会議もあっという間で、とても有意義な内容でした。

そんな企業に携わると、コンサルタントになってよかったと思えるのです。

投稿日: 2017年1月11日 | 3:37 am

町医者型コンサルタントとして生きる

今回は、小生のコンサルタントという職業に対する価値観を発信したいと思います。

経営コンサルタントという仕事は、国家資格の中小企業診断士がなくてもできます。そうやって生業としている方々も大勢おられます。経営コンサルタントは、名刺に「経営コンサルタント」を記載さえすれば、誰でも仕事はできるのです。

 

経営コンサルタントにも、様々なタイプがあります。怪しげなコンサルタント(を名乗る)も知っています。

 

経営者の皆様、怪しいコンサルタントには本当に気をつけてください。ワキが甘いために、会社を食い物にされた社長もかなり見てきました。

「私は失敗したことがありません!」とか、根拠のない占いや運勢を武器とするコンサルタントは、かなりの確率で怪しい方が多いです。

 

こんなコンサルには気をつけよ!という話題は、小出しに書いていきますが…。

 

さて、経営コンサルタントは、ビジネスドクターという言い方をされる場合もあります。

中小企業診断士を誇りとする小生も、クライアント様のドクター(医者)的な存在でありたいとは思っています。「診断士」ですから。

 

では、どんなドクターが理想かというと…「町医者漢方医」です。

 

得意分野は持ちつつも、手間ひまかけて面倒を診る町医者、そして病気(赤字)にならないような体質づくりを支援する漢方医…少なくとも小生は、そんなコンサルタントでありたいと思います。

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投稿日: 2017年1月9日 | 5:36 pm

初詣

昨日1月8日、遅ればせながら初詣に出かけました。目的地は太宰府天満宮。

空手道場の受験生たちにお守りでも…と思いながら家族で出かけました。それにしてもこの時期の太宰府天満宮は、ものすごい人だかり…。

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絵馬もほとんどが合格祈願です。

学習塾のプレートをつけた大型バスも駐車しています。きっとやるべきことはやった…あとは神に祈るのみといった心境でしょう。

もしこの時期に太宰府天満宮に行かれる方は、早朝に行かれることをお奨めします。日が高くなるにつれ、大渋滞に巻き込まれ、手前2kmから30分以上かかることを覚悟してください。

 

ところで1月8日に、愛車(ラテ)の距離メーターが、信号で停車中めでたい数字を指している瞬間の撮影に成功しました(笑)。

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なんという偶然。そして今年はなんだか良いことがいっぱい起こりそうな予感がしています。

投稿日: 2017年1月9日 | 1:38 pm

今年の目標

2017年がスタートして1週間が経ちました。毎年のことながら、1年の52分の1がすでに過ぎ去ったと思うと、時の経つ速さに驚かされます。

歳をとればとるほど、時の流れの速さを感じていきます。

今年の目標は、仕事やプライベートなどでさまざまに設定していますが、特に趣味の幅を広げたいと密かに計画しているものがあります。

それは、”カヤックフィッシング”と言われるものです。

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もともと、釣りとシーカヤックは趣味としていましたが、それを同時に楽しめるカヤックフィッシングという分野に挑戦したいと思っているのです。

もちろんマイカヤックを購入することが目標です。

理想のスペックは、シットオン(カヤックの上に乗る)タイプ、魚群探知機やフロートも付いている贅沢仕様。色はエンジ。息子と二人で乗るため二人乗りです。

予算は、新品で15万円ほどかかりますので、プライベート貯金(へそくりですな)をこっそり貯めないといけません。

 

目標はあったほうがモチベーションが上がりますし、ビジョンがあるから頑張れる…企業経営も同じですね。

今年夏には実現したいものです。

 

投稿日: 2017年1月7日 | 7:49 pm

未来を描く… 〜志高き仲間へのメッセージ〜

経営コンサルタントとして独立開業してもうすぐ2年が経過します。

この仕事をしていることが、とても幸せですし、我ながら天職だなとつくづく思う今日この頃です。

よく、「川﨑さんは愉しそうですね。」と言われます。その通りです(愉しいことばかりではありませんよ…念のため)。ただ、明確な理由があります。中小企業専門のコンサルタント(中小企業診断士)を自負しているため、そのミッションは究極には「クライアントを元気にすること」だと信じているからです。

コンサルタントが暗いと、クライアントを元気にすることは絶対にできません!

今日も2件のクライアント様で仕事をしました。

1件は来期(3月〜)の事業計画策定。もう1件は、現状認識と直近の戦略立案です。共通点は「未来を描くこと」です。

コンサルタントの仕事は「未来を共に描き、新しい価値を創り出す」ことだと改めて感じた昨日でした。

 

投稿日: 2017年1月6日 | 3:25 am

社員の幸せ 

経営者の皆様。社員の幸せは何だと思いますか?

 

断言します。社員の幸せは「かけがえのない存在をハッピーにすること」です。

 

以前、ある経営者のブログを読みました。そのブログの記述「社員の幸せはお客様を喜ばせることのみにある。」

それ自体、否定するつもりはありません。その人の考えですから。

 

ただ、とても違和感を感じます。どこか?「のみ」という記述です。

 

人の価値観は多様性があります。お客様を喜ばせることだけが社員の幸せではありません。絶対に!

 

社員が幸せにするのは、お客様だけに限定されることではないのです。

それは、時に家族、時に恋人、時に親、時にお客様…という具合に変化し

ます。

 

例えば、家族を持つお父さんの幸せは、家族(妻や子供)の喜ぶ顔(笑顔)を見ることであるはず。

 

社員のモチベーション(意欲・動機付け)は、会社の業績を直撃します。

 

ですから、リーダーたる経営者・幹部の役割は、「かけがえのない存在をハッピーにする」という社員の幸せを全力で応援すること…ということになるでしょう。

 

以前、視察に行った「日本一社員が幸せな会社と言われる:未来工業の創業者:故・山田昭男氏は、「社員の幸せは、大切な人(家族)と一緒に食卓を囲むことだ!」と言われました。

 

自分もその通りだと思うのです。

お客様の幸せのために一生懸命頑張る…しかしそれは、プロとして至極当然なことだとは思いませんか?

投稿日: 2017年1月4日 | 9:50 pm

語らい

今日は新年会。気持ちが通じる仲間と語らいました。unnamed

数年ぶりに集まる仲間との語らい。時が経つのも忘れますね。

昔話に花が咲いたり、これからの人生ビジョンについて話し合ったり…。

久しぶりに心から笑いあったひとときでした。

 

やっぱり心通じた友との語らいは楽しいですね。

 

一人はマスコミ(ラジオ局)で幹部として活躍しています。

一人は大手新聞社の敏腕記者として活躍しています。

志の高い仲間と、美味しい食材を食べながら、大いに飲み、語らいました。

 

ありがとう、友よ。また、飲もう。

 

 

 

 

投稿日: 2017年1月3日 | 11:39 pm